父が亡くなったとき、相続不動産の中に北海道帯広市の土地(約350坪)がありました。土地については、生前何も聞かされておらず、権利証の他に情報はありませんでした。法務局に行って登記情報を確認すると、確かに父の所有になっていました。

　どうやら昭和50年頃に買った不動産のようでした。人のいい父でしたので、おそらく原野商法によって買ったものと思われます。何もわからないまま、土地所在地の近くにある不動産会社に電話やインターネットで相談しましたが所在地を伝えるだけで「売却は難しい」「値段がつかない」という返答ばかりでした。

　原野.ccさんでは、土地現地を確認して頂き「田舎暮らし」を希望して移住してくるうような方であれば買ってもらえるかもしれないとの提案をしてもらい。提案の金額で販売を開始してもらいました。1年半くらいは何も動きがなく不安でしたが、その後、太陽光発電パネル設置の用地として買って頂く先を見つけてもらうことができました。

　売買金額は交渉で安くなってしまいましたが、所有していても、私では活用することができない土地だったので処分できてよかったという思いです。